時期が来たので「やる気スイッチ」について語ります

どうも、しんのすけでございやす。

今年のゴールデンウィークは10連休もありますが、連休期間が長過ぎて、今年の新入社員さんは休み明けにみんな5月病になるんじゃないかと心配です。

やんなきゃなー...でもやる気出ないなあ...
だれか私のやる気スイッチ押してくれないかなあ...

というそこのアナタ!
あなたのために、今日は「やる気スイッチ」について語ります。

やる気の正体

言葉の意味

そもそも「やる気」とは、なんでしょうか?
辞書を引いてみます。

物事を行おうとする気持ち、欲求などを意味する表現。
ーー実用日本語表現辞典

なるほど。物事を行おうとする気持ち。ということは、「まだ行っていない」状態であり、時系列で言うと、物事を行う「直前」に発せられる気持ちであると言えます。

私的な見解

それでは、人は行動を起こす直前にやる気を出して、そして行動に移す。ということになります。

果たして本当にそうでしょうか?

言葉の意味に異論はありませんが、その実態として私は、人は何か行動を起こした「直後」に、やる気を発するものだと思うのです。

以下のようにそれを裏付ける研究もあります。

やる気の研究

脳に淡蒼球(たんそうきゅう)という部位があり、そこが「やる気スイッチ」を入れる箇所であるということがわかっています。

その部位を刺激するために必要なことは「まず動き出すこと」だそうです。

大掃除にありがちな現象

皆さんにもこんな経験ありませんか?

  • 1.掃除メンドクサいなー
  • 2.でもさすがに汚いな。ちょっとだけやるか。
  • 3.ここまで綺麗にしたけど....どうせここまでやったんだし、ついでにあっちも片付けるか...
  • 4.うおおおおー!(掃除中)
  • 5....ハッ!ちょっとのつもりが、結果的に大掃除してしまった

このとき、やる気はいつ発生してるでしょうか?
淡蒼球の研究も合わせて考察すると、3番のタイミングだと考えられます。

つまり、やる気を起こすには、最初の行動(初期行動)のハードルをできるだけ下げて、ノッてきたらどんどんこなしていくというスタイルが有効であると、私は考えています。

ポモドーロ法とその活用

ポモドーロ法とは

生産性向上を狙った時間管理術に「ポモドーロ法」というテクニックがあるのですがご存知でしょうか?(ポモドーロ・テクニックとも呼ばれます)

ポモドーロ法についての詳細はこちらのURLをご参照ください。

ざっくり解説すると、
25分間 集中して作業する → 5分間 休憩する
このサイクルを繰り返すというものです。

ストップウォッチ(タイマー)を使います。
ポモドーロ用にスマホアプリもいろいろと出されています。

おすすめ!亜流・ポモドーロ法

フリーランスになったばかりの頃、このポモドーロ法を実践していた私ですが、途中から自分流に勝手にアレンジしていました。こちらの方法が個人的にはとてもオススメなので、ご紹介させてください。

先日、このようにツイート致しました。

上の通りなのですが、最初は「25分間だけ作業しよー。あとは休もう。」という低いハードルで手を付けて、淡蒼球が刺激され、作業にノッてきたら、そのまま休憩をとらず、完了するまでずっとぶっ通しで続ける。という方法です。

人間も車同様、停止した状態から動き出す瞬間が一番燃費が悪くパワーが必要ですが、一度動き出してしまえば、ずっと動き続けるのは少しのパワーで済みます。

つまり、私が発見した理屈では
やる気スイッチ = 慣性の法則 なのです。

停止してるものはずっと停止したがる。
動いてるものはずっと動きたがる。
それが慣性の法則です。

いかにして初期行動の心理的ハードルを下げるか。というのが大切になってくるのですが、それが私の場合ですとポモドーロ法を活用しているということになります。

ストップウォッチで時間が刻まれると、ゲームと似た感覚になって、なぜか「やらなきゃ損!」という気持ちにさせられるんですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。やらなきゃいけないけど、やる気が起きない。そんなときはこの亜流・ポモドーロ法を思い出して、試していただけると幸いです。

この方法がダメでも、脳というのは案外騙されやすいので、自分をハックする感覚で、自分に適したやる気スイッチを探してみてください。

いい方法を見つけたときはまた教えてくださいませ。