どうも、ホットコーヒーはブラックで飲む派、しんのすけでございやす。
ストアカの話
私は現在、僭越ながらも、講義するという活動をしています。
ストアカ(ストリートアカデミー)というWEBサービスを使っており、リクエストがあれば日程調整しつつ開催するという感じのゆるい運営方針です。
と申しましても、まだまだ始めたばかりです。
内容は喫茶で、直接お会いして、ご質問にお応えする。というカンタンなものです。
フリーランスの働き方などに興味がある方に、リアルな情報をお伝えし、何かお役立て出来れば嬉しいと思っております。
そして今日もお申込みいただいたのですが、このブログとTwitterを見て申し込んでくださったとのこと!
ありがとうございます!!
なんだかアウトプットしたことがキッカケで新しい知り合いが増えるというのは嬉しい限りですね。
Q&A
そのストアカで、先月開催したときのこと。
以下のご質問を受けました。
Q. 未経験から転職して、副業もやろうと思う
これから転職して、副業もしたいと思っています。どう思いますか?
ーー元・自動車関係設計技師 26歳男性
これに対して私の回答は...
A. 最初はそんな暇ないと思う
別にアカンとは言いません。できるなら全然やってもいいとは思います。
しかし、率直に思ったこととして、「最初からはムリやろな」って思いました。
なぜなら、もともとプログラマーというわけではなくて、別業界からITエンジニアに転身される予定の方だったので、まだプログラミング勉強中という立場だったからです。
最初のうちは、本業の中で覚えることが山程あって、残業もするでしょうし、あるいは休日も勉強時間として費やす可能性もあると、思います。
転職したての頃は、先輩たちに付いていくのに一生懸命で、とてもじゃないけど心身ともに忙し過ぎて、副業する時間はないと思います。
本業に慣れてきて、器用にこなせるようになってから、そういう選択肢を検討する方が精神衛生上おすすめだし、賢明である。というような主旨のお答えをしました。
補足として言ったこと
副業はしてもいいのか?
そもそも副業というのはしてもいいものなのか?という基本的なお話もしました。
知っておくべきことを以下、箇条書きでまとめます。
こういうことを書いてあるサイトは他にもいっぱいあるので簡略化させていただきます。
- 会社に入ったら、まず就業規則は目を通そう。(「副業禁止規定」がないか?)
- 基本的には、副業はしてもいい。
- 憲法22条「職業選択の自由」があるので、会社の副業禁止規定は違憲。
副業してはいけないパターン
- 公務員はダメ
- 本業に支障をきたす場合はダメ
- 同業他社と二重就職はダメ
法律の立場では上記のとおりですが、就業規則に副業禁止規定がある会社は7割という風にも聞きます。やはり上司に相談して認めてもらうのが一番であるとは思います。
もし会社に黙って副業する場合、会社にバレるのは住民税の金額が変わるからです。
副業で稼いだ分については、住民税を自分で払う(普通徴収を選択する)ようにしましょう。(また気が向けば記事を書くかもしれませんが、ググればいっぱいその手の情報は出てきます。)
その会社は本当に大丈夫?
最近では「副業してもOK」という企業が増えてきましたね。
とある知り合いの会社では、社長が社員に「どんどん副業しろ」と勧めているそうです。(中規模SES業者)
その話を聞いたとき正直言って私の耳には、「うちは大幅な昇給の見込みはないから、給料安いと文句言うなら自分で稼いでね。」という意味のメッセージに聞こえました。
余計なお世話かもしれませんが、副業に勤しむよりも転職を検討した方がいいのでは....と心配になったというお話もしました。
「サイドビジネスもこなしてこそ一流だ」というアメリカ企業っぽい考え方の日本企業が増えてきたのも事実ですから、実際のところはどうなのかは断定できません。上記はあくまで私の推測です。
まとめ
エンジニアの副業は割がいいです。
やり方次第では、週末の副業だけで本業以上に稼げたりします。
しかし、一人前になるまでの間は、本業がおろそかになる可能性もあるので、要注意です。
以上、ストアカでお話したQAの一幕でした。